PEOPLE.01
「MONiPLAT™」を成功させ、会社にワクワクを。
本居 学2008年入社/事業変革推進室 参事
※所属は2023年2月現在
ふっ素樹脂加工の分野で
存在感を発揮している点に惹かれた。
就職活動では、大学で専攻していた高分子関連を中心に、メーカーの開発職を探していました。なかでも就職先に対して重要視していたのは、独自の強みを持ち、その分野のリーディングカンパニーであること。バルカーは「ふっ素樹脂」という特殊な高分子材料を扱い、ふっ素樹脂加工の分野でパイオニア的存在である点が非常に魅力的でした。面接に臨むなかでも、毎回のように自分の良さを引き出してくれたことが印象的で、「この会社は人を大事にしているんだな」と思えたことが最後の決め手になりました。
私が主に担当しているのは、当社が近年力を入れている新たなサービスの開発に関する業務になります。システムを開発するメンバーと事業部の間に入り、サービス開発を円滑に進められるようリードするのが仕事です。現在は、製造現場で使われる設備の点検を効率化したり、異常を自動で検知してアラートを出したりする設備点検プラットフォーム「MONiPLAT™」の開発を進めています。サービスを提供するためにさまざまな部門との協議を繰り返し、開発だけに留まらず、運用側の社内体制の構築なども推進しています。新規の取り組みを実行するため、プロジェクトを部門横断的にリードしていくのが私の役割です。
IT人材と既存部門の橋渡し役として
頼りにされるのがやりがい。
仕事を進めていくうえで重要なのは、実現したいことを明確に持ち、共有することだと考えています。さまざまな部門の人たちと意見交換し、最適解を見つけていくためにも、「できること」「できないこと」「やらなければならないこと」を切り分け、目標と現実を照らし合わせながら、スピード感を持って実現に向けて走ることを意識しています。
これまで当社にいなかったIT人材と既存部門との橋渡し役として、周囲から頼りにされる場面も多く、自分のポジションが重要だと感じられた時にはやりがいを感じます。また、新たなサービスを開発するという未知のチャレンジにおいて自分がその一翼を担い、「MONiPLAT™」という名称も自ら役員に提案して採用されるなど、未来に向けた変革の最前線で戦えていることに充実感を覚えています。
その一方で、当社としても、私としても、経験がほぼないサービスの開発に携わっているため、前例を自分で作っていかなければならない点には苦労しています。もちろん自分だけで前例は作れません。さまざまな価値観や想いなどが混在する中で、周囲とゴールに向かって走り続ける困難さも痛感しています。
「バルカー=シール材」という
イメージを変えていきたい。
成長を感じている部分は「スピード」です。今までは悩みが先行し、なかなか前に踏み出せないこともありました。サービス開発に身を置き、「アジャイル」を生で実践する今は、悩んでいる余裕もないくらい積極的な行動が求められるため、自然と体が動くようになりました。
当社の魅力は、行動指針にあるように人格と個性を尊重している方々が多く、職場の雰囲気が穏やかであること。誰もが気軽に相談に乗ってくれる雰囲気です。強制的なコミュニケーションはもちろんありませんし、社員全員が自分の距離感で居心地よく過ごせている印象です。
今後の目標は、現在開発している「MONiPLAT™」のサービスを拡大し、「バルカー=シール材」のイメージを変えることです。そのためにも、サービスの提供の仕方、周知の仕方を考えるなど、当社では今までやってこなかったことに先陣を切って臆せずチャレンジしていきたいと思います。また、あらたなソリューションもどんどん取り込み、ワクワク感を全社に伝染させていきたい。そして、社員全員がより強いやりがい、幸せを感じられる会社を目指し、チャレンジ精神と学習への強いこだわりを持って日々成長していきたいと思います。