PEOPLE.04

PEOPLE.04

DXを推進し、自らの手で未来の工場を作る。

池田 貴昭2008年入社/生産調達本部

※所属は2023年2月現在

シェアNo.1の原動力である
技術力の高さに魅力を感じて入社。

私は新卒でバルカーに入社しました。就職活動に取り組んでいた当時は、「確かな技術力を持った会社でエンジニアとして活躍したい」と考えており、さまざまな企業を調べていくなかで「シール材のシェアNo.1」を誇るバルカーの存在を知りました。シェアNo.1を獲得できるということは、それだけの技術力がある何よりの証です。また、最終面接の際、当時の人事担当者から「この会社はやる気さえあればチャレンジさせてくれる会社です」という言葉を聞き、この会社であれば技術者として大きく成長できると感じて入社を決意しました。

入社後は、奈良県内の生産子会社での勤務を経験した後、さまざまな部署へと異動。福岡の生産子会社である「九州バルカー」で勤務していた当時は、新たな生産管理システムの導入や合理化などを手掛けました。現場の作業者を手伝いながら、ミクロとマクロの両方の視点から生産管理のシステム構築に携われたのはとてもいい経験になりました。

「なぜやるのか」を自問自答し、
関係者と共有することが大事。

現在は、生産調達企画部に在籍しています。生産調達企画部では、グループ生産拠点の「CX(コーポレートトランスフォーメーション)」と称して、戦略製品への投資集中と生産拠点の最適化、生産拠点の維持・改善に関する業務などを行っています。私が主に取り組んでいるのが、DX化に関わる業務です。直近では、基幹システムの入れ替え導入プロジェクトに参画しました。この経験を活かし、現在は生産拠点のDX化に対する指導・フォローを行うほか、需要が増えている半導体向けのライン増設の企画などにも取り組んでいます。

仕事をするうえで意識しているのは、「WHY (なぜやるのか)」を自問自答し、それを関係者と共有することです。生産拠点の方と物事を進めるにあたり、本社の立場の意見だけでは一方通行となり、やらされ感を抱いてしまう。これでは拠点側の成長にも繋がりません。なぜやるのかを関係者で共有し、自ら考え、実行してもらうことが、拠点の方々の成長にも繋がると考えています。

生産調達を統制するリーダーとなり
先進的な工場へと進化させたい。

私が導入したものが形になり、実際に生産性が向上した時にはやりがいを感じます。やはり自分の成果が目に見え、現場の方からも感謝の言葉をいただくと、次もやってやろうという気持ちになります。改善したい部分はいくらでも出てくるため、優先順位をつけながら、ワクワク感をもって業務に取り組んでいます。また、ERPの導入にあたり、管理会計や生産管理、システムなどを幅広く知る必要があり、業務を通じてこれらの知識を身に付けられたことは大きな財産だと感じています。

職場の雰囲気としては、業務に対して前向きかつ真面目に取り組んでいる人が多いと思います。バルカーでは「ビジョナリー経営」に力をいれており、企業理念である「THE VALQUA WAY」のもと、みんなが一丸となってさまざまな課題に取り組んでいます。

今後の目標としては、近い将来、国内・海外を問わず、生産拠点での管理者を経験してみたいです。そして、生産調達を統制するリーダー的な立場になり、バルカー流ものづくりをさらに進化させ、ワクワク感のある先進的な工場へと変革させていければと考えています。