PEOPLE.07
世界共通のシステムで経営のスピード化を図る。
樫村 祥汰2017年入社/デジタル戦略本部IT管理部
※所属は2023年2月現在
「THE VALQUA WAY」が
自分の価値観に合うと感じて入社。
私は大学時代に化学科を専攻していたため、主に化学系のメーカーを志望していました。なかでもバルカーに興味を持ったのは、自社製品をグローバルに供給してさまざまな産業を支えている点に魅力を感じたから。また、選考の中で若手社員が活躍しているエピソードを聞き、さまざまなことに若いうちから挑戦し、成長できる会社だと思って入社を決めました。また、当社が掲げる「THE VALQUA WAY」が、自分自身の価値観に合うと感じられたのも大きな理由の1つです。
現在はデジタル戦略本部IT管理部に所属し、主に新基幹システム導入プロジェクトPMO業務の担当と実際に導入する国内外の拠点で導入支援をしています。これまでは台湾やアメリカの拠点に数カ月ほど出張したほか、シンガポール拠点へのリモート導入にも携わるなど、グローバルに活動し2023年2月現在で18拠点中14拠点まで導入が完了しました。基幹システムは、会社の業務の根幹に関わるシステムです。そのため、さまざまな部門と関わりますし、現地の社員だけでなく、社長や部長といった経営層と議論を交わすことも多いです。プレッシャーを感じる場面もありますが、その分、自分の成長を実感しています。
世界共有のシステムを導入する
会社初のプロジェクトを主導。
大切にしているのは、システム導入の目的を見失わず、かつグローバル視点で物事を捉える経営のスピード化に貢献することです。グローバル共通の基幹システム導入は当社として初の試みであり、それ自体が大きなチャレンジのため、単一拠点への導入成功にフォーカスしてしまいがち。そうならないように、経営のスピード化という本来の目的を見失わず、グループ全体でのデータ活用、業務効率化など、さらなる発展を見据えた導入にチャレンジしています。とはいえ、現地の商習慣や法律への対応も取りこぼしてはいけないため、グローバルで実現したいことはブラさず、現地の要件も満たすようバランスを強く意識するようにしています。
基幹システム導入は本当に苦労の連続です。個人の力だけでは成功せず、さまざまな部門や現地社員の協力が不可欠。特に現地社員は新たなシステムオペレーションの体得や、何千件もの移行データ準備など、泥臭い作業も行わなければなりません。それらを乗り越えて導入したシステムが無事に稼働し、安定運用された時にはやりがいを感じます。一緒に苦労した現地社員の仲間たちとも労いの言葉をかけあうなど、心に残る仕事が多いです。また、台湾拠点での導入活動が、毎年開催される「THE VALQUA WAY理解と実践活動」という社内発表会でトップの「第一席」を受賞。高評価を得られたことが大きな自信になりました。
基幹システム導入で経験を積み、
会社のITを背負って立つ人材に。
PMOという立場で基幹システム導入に関わることで、システムそのものやプロジェクトマネジメントの知識や経験を積むことができました。また、販売、購買、生産、財務会計、管理会計など、基本的な業務に関する知見も得ることができ、幅広く成長を感じています。また、数ヶ月間の海外出張を通じて、チャレンジ精神やタフさが身につき、人間的にも大きく成長できたと思います。
ITだけでなく、さまざまな経験を積んだうえで、将来的には会社のITを背負って立てるような人材になりたいと考えています。そのためにも、現在進めている新基幹システムのグローバル展開の業務は、非常にチャレンジングであり、成長の機会がたくさん詰まった魅力的な仕事です、まずはこれを完遂することに全力を注ぎたいです。また、海外経験の中で語学力不足を強く感じたこともあり、今後は語学力の向上にも取り組んで会社のITをグローバルに展開できるようにしていきたいと思います。