PEOPLE.06
相手を理解し、「顧客感動」を追求する。
E・A2008年入社/H&S事業本部デジタルソリューション部 副参事
※所属は2023年2月現在
正正堂堂とビジネスを行う
企業姿勢に大きな魅力を感じた。
私がバルカーに強く惹かれたのは、企業としてあらゆる法律を守り、正正堂堂とビジネスをしているからです。アスベストに関する健康問題が世間で大きく取り沙汰される中、日本で初めて人体に有害なアスベストを使用しないシートを発売した話を聞き、会社としての誠実な姿勢に大きな魅力を感じました。また、早い時期から海外に進出し、グローバルな視点から活動を展開しているところや、あらゆるライフスタイルに対応できる制度をいち早く導入し、社員のワークライフバランスに配慮している点に共感を覚えたのも入社を決めた理由の一つです。
私が所属する海外統括本部では、中国や韓国、ベトナム、タイ、シンガポールなどの営業拠点の業績管理や、事業戦略の進捗管理などを行っています。なかでも私は推進チームのチームリーダーとして、主に業績関連の進捗状況の確認や予算作成などに携わっています。
経営に関わるさまざまな数字から
その「意味」を読み解く仕事。
私たちの業務は、単に数字を集めるだけでなく、その意味を読み解くのが仕事です。海外子会社や自部門の戦略担当、他部門の企画担当など、さまざまな部署と関わることから、互いの意思疎通を図るために相手の立場を尊重・理解する姿勢がとても大切になります。この仕事には「信頼」と「協力」が欠かせません。相手との関係づくりは一朝一夕でできることではありませんので、常に相手に対する思いやりを忘れず、日々の仕事を通じて良好な関係づくりに励んでいます。
当社では「顧客感動」という言葉がよく使われます。相手を満足させ、感動を与えるためには、相手が言っていることをやるだけでは足りません。求めていることを想像する力が必要です。例えば、後工程の人が「何を望んでいるのか」を自分の頭で考えて工夫をした結果、「よくできたね、ありがとう」と感謝の言葉をいただける。こうした行動こそが感動を生み、大きなやりがいになると思っています。最近では、チームリーダーとして部下の育成にも携わっていることから、メンバーがこれまで経験したことがない業務に挑戦し、壁を乗り越えて成長できた時には達成感があります。
組織の人材育成により深く関わり、
周囲の成長を牽引できる管理職に。
バルカーでは、「THE VALQUA WAY」という企業理念に基づき、企業活動を展開しています。企業としては利益を上げることが大事ですが、それと同じくらいこの理念を重要だと位置づけています。
我々従業員もその基本理念である「価値の創造の品質の向上」、4つの経営理念(「社会の発展のために」「正正堂堂と」「世界中のステークホルダーへ」「独創的技術で」)、10項の行動指針、そして3つの企業文化を大切にし、日々の仕事において理解と実践をしています。
その理解と実践の良い事例は、年1回、グループ会社も含まれる全グループ単位の「発表大会」で共有されます。また、私が所属する海外統括本部では、部内のさらなる意識向上を目標に、現在週単位の定期ミーティング・朝礼などを通じて、お互いの企業理念・行動指針・企業文化における気付きの共有を行い、「THE
VALQUA WAYの日常化」を実践しています。
現在の目標は、5年後までに、部門の戦略促進のみならず、組織の人材育成と風土改善により深く関わり、周囲の成長をけん引できるような管理職になることです。これまでの仕事では、優れたメンターや上司に恵まれてきたと感じています。私も同じように周囲の人に的確なアドバイスをし、部下たちの成長をけん引する役割を果たしていきたいです。