CSR 調達の推進
サプライチェーン全体でのCSR調達を推進する活動の一つとして、各サプライヤーにおけるCSR推進状況を確認するための自己評価アンケートを実施しています。
2017年度は、取引額の8割以上を占める主要な調達・購買先であるサプライヤーを対象にアンケートを実施。アンケートは調達基本方針に沿った項目(8項目・20設問)とし、各サプライヤーにおける法令遵守、公正取引、環境への配慮、人権尊重、安全衛生などの取り組み状況を確認しました。アンケートの回答率は100%。CSRの重要性を共通認識とし、サプライヤーとの連携を強化しました。
実施したアンケートの回答をもとに点数化した結果、設定している目標値を上回っているサプライヤーは70%でした。調査結果は各サプライヤーへフィードバックすることで、情報共有を図るとともにさらなる活動の推進を要請しています。目標値を下回ったサプライヤーは改善指導対象とし、取引を継続していくために個別に教育資料を提供するなど、CSR調達の実現に向けた継続的な支援・協働の取り組みを行っています。
今後、さらに活動を推進していくため、アンケート内容を精査するとともに、サプライヤーに対する個別の支援などを通じてCSR調達の定着を目指します。
