株式会社バルカー

ご挨拶「ステークホルダーの皆さまへ」

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 バルカーは、1927年に創業し、社名の由来でもあるValue(価値の創造)&Quality(品質の向上)の基本理念のもと、シール製品の販売とシールエンジニアリング、そして高機能樹脂製品の提供を通じてお客さまに感動を提供し、あらゆるステークホルダーから信頼いただける企業であり続けることを社会的責務としてきました。
 2027年に創業100周年を迎える当社グループは、2020年に"創業100周年のありたい企業像「未来と未知に挑むチャレンジングな企業」"を掲げました。この企業像の中では、「環境・社会・企業統治」に積極的に取り組む、地球市民としてサステナビリティへの取り組み姿勢も明確にしました。

 100周年とその先に目指す企業像の実現に向けては、当社グループの根幹である企業理念「THE VALQUA WAY」を中心としたビジョナリー経営を追求し、深化させることが重要です。「THE VALQUA WAY」は、基本理念Value&Qualityとしての性格と、従業員の指針、判断基準、コミュニケーションツールといったより実践的な側面を併せ持つ独自の概念です。これまでの事業活動の歩みの中で、逆境下での経営目標の達成などビジョナリー経営が奏功してきたと考えていますし、今後も、当社グループと従業員にとって共有しつづける大切な礎です。2024年度からは新たに「Well-being経営」を加え、従業員への支援を通してビジョナリー経営を側面から強化していきます。

 社会の価値観が一層複雑、多様化し、不確実性にさらされている現在、今後ともステークホルダーの最高満足とサステナビリティにつなげる取り組みである新中期経営計画(NF2026)を2024年度からスタートしました。まず、企業理念「THE VALQUA WAY」との整合性を常に自問自答し、当社グループの在り方、方向性と価値創造の方法を追求していく目線を確立しなくてはなりません。
 また、地政学リスクの増大に対応するサプライチェーンの再構築を進めてきましたが、今年度はさらなる環境変化に対応するためのサプライチェーン改革と日本市場での強靭化を着実に実行していきます。
 さまざまな社会課題を解決し、持続可能な社会を実現するためにもDXは非常に重要な取り組みと位置付けられています。すでに実現した社内外のDXの成果をもとに、本年をデジタルイノベーション元年と位置付け新たなビジネスモデルの構築を強力かつ迅速に進めていきます。

 NF2026を開始する節目の今年、創業100周年と将来にわたる持続的な成長と更なる企業価値向上を目指し、社長COOの交代を含む経営体制の世代交代を行いました。また、「Well-Being経営」をより強力に推進していくために、新たにCWO(最高ウェルビーイング責任者)を設けました。新社長COOが兼務しながら、当社の新たなコーポレートイメージであるWell-beingを、社内外のあらゆるステークホルダーとの間でWell-beingの輪を広げてまいります。
 新体制とNF2026によって、バルカーグループの目指す姿と活動が、社会課題の解決、サステナビリティにつながると信じ取り組んでいきます。

 今後とも、バルカーグループへの変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役会長CEO 瀧澤 利一
代表取締役社長COO兼CWO 瀧澤 利治

※CWO:最高ウェルビーイング責任者

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